FOLKS Vo&Gt 岩井郁人
音楽は、いつだって人生を映し出す。嬉しい時。ムシャクシャする時。悲しい時。楽しい時。
音楽は、いつだって僕のそばにいる。嬉しい時。ムシャクシャする時。悲しい時。楽しい時。
nicotenの“nicoten”は、この世で音楽が一番強力な魔法だって、教えてくれる。
【お気に入り曲】
09.杏仁豆腐の逆襲
Goodbye holiday Vo&Gt 児玉一真
nicoten、やっぱりいいバンドだな。10曲を聞き終わった後そう思った。聞きながら、宮田と廣瀬とOKDの3人が楽しそうに演奏している姿が浮かんで胸が熱くなった。
nicotenの魅力は宮田の声、キャチーなメロディや歌詞はもちろんだけど、僕は3人の人間性が作る空気感だと思っている。あったかくて元気になる。そっと背中を押してくれる。そんな空気感がぎっしりと詰まったこのアルバムには「nicoten」というセルフタイトルがまさに相応しい。不安な時や辛い時、しばらくはこのアルバムに甘えてしまいそうだ。
どれも良いんじゃけど、1番は半径6センチメートルの世界。詞のコンセプトが今の自分に1番刺さりました。
【お気に入り曲】
01.1.2.3
05.半径6センチメートルの世界
06.にびいろジーン
08.歩幅
09.杏仁豆腐の逆襲
関取花
特設サイトに、「サイダーの泡のようにしゅわりと消えちゃう」と書いてあるけれど、私はそんなことないと思う。むしろ、サイダーを飲んだあとの甘ったるさとか、気だるさとか、あの頃の思い出とか、そういういろんな事があとからじわじわ広がってくる。
しかも3人それぞれが作詞作曲をしているから、いろんな角度から気持ちいいところとか痛いところをついてくるのだ。なんか本当、ニクいよなぁ、nicoten。
あとずっと思ってたけど、なんだろう、メロディや歌詞から漂うこの圧倒的女子力。小悪魔だわ。やっぱニクいよなぁ、nicoten。
【お気に入り曲】
03.サイダーの泡
Blueglue Vo&Gt 渡邊直也
近頃は、誰も見たことのない発明を探しているんだけど、これ聴いてたら、当たり前にあるもの(季節や場所や人や出来事が誰しもの目の前に運んでくる気持ち、とか)ってやっぱり安心するなあと思った。
nicotenってずっと変わらず、四季じゃないかなあ。
たとえば夏に聴いてても冬の寒さをリアルに思い出すよ。
【お気に入り曲】
02.テレパシー
04.Summertime
07.私が今日ないたことは、桜のせいにして
藍坊主 Bass 藤森真一
1センチメートル、彼らの音楽に近づく度に、1センチメンタル、感傷的になる。
少しずつ、そして確実に、心に入ってくる音楽。
これができるのはnicotenしかいないと思う。
【お気に入り曲】
05.半径6センチメートルの世界
松室政哉
曲を聴いているときに「次にこう来てほしいな」という期待に、nicotenはいつも応えてくれる。
バンド名を冠したセルフプロデュースの今作「nicoten」を聴いていると、そんな"究極の予定調和”こそ彼らの最大の武器なんだと改めて気づかされる。
受けての心にそっと寄り添いたいという思いと、ポップミュージックを鳴らし続けると決めた彼らの覚悟を感じて僕はただただ嬉しくなった。
同じ音楽の作り手である僕にとって、”nicoten”が「nicoten」であることは希望でしかない。
【お気に入り曲】
02.テレパシー
06.にびいろジーン